ウェーダーの水漏れ補修(シームテープ使用)

シームテープを用いたウェーダーの水漏れ補修

本篇ではウェーダーのシームテープを用いた水漏れ補修について詳細に説明します。

ウェーダーは、釣果に直接影響がある訳ではないので、人それぞれの釣りの楽しみ方においてSIMMS等の高額のブランド品から価格帯の安いものまで様々な選び方があるものの、いずれにせよ経年劣化により水漏れは避けられない消耗品です。
価格帯によらず、できれば長く使用したいというのが本音ではないかと思います。

水漏れ場所の確認から補修完了まで一連の工程が分かるようにまとめてみましたので最後までお読みいただけたら幸いです。

水漏れの場所を確認する

まずは使用後のウェーダーは一度乾燥させます。

続いて、水漏れ箇所を正確に把握するためにウェーダーを裏返した後に水を注いで水漏れ箇所に印をつけます。

水が漏れているのが分かります。

1か所、酷い水漏れがありビックリ。どくどくと水が流れ落ちていました!

水漏れや水が染み出ている個所にマジックで印をつけます。

これを左右の足の両方で行います。

こうして水漏れ箇所を明確にすることで、漫然と広域を補修するよりも効率的に水漏れ箇所を補修することができます。

水漏れ箇所の確認が出来たら、再び干して乾かします。

シームテープで水漏れ部分を補修する

シームテープはYNAKのウエットスーツ用のシームテープを使用しました。

弾力性があり曲面、凹凸部分にもしっかりと貼ることができます。


最初は要領を得ずアイロン台の上でこのようにアイロンで加熱して圧着させていましたが、ウェーダーの裏側には、丁度、カバーがある所で場所で凹凸がありアイロンで圧着させるにはうまくいきませんでした。

そこで、ウェーダーを手に持って掌を裏から当てがってアイロンを掛けてみるとうまく接着してくれました。

ストッキング部分も同様です。

裏から掌で当てがいながらアイロンで圧着した後に、更に親指を使って圧着すると更に良く引っ着きました。

ウェーダーの薄い部分はさすがにアイロンの熱が伝って熱いので、手袋をはめて掌の上からアイロン掛けしたら熱くもなくばっちりでした。

曲面を圧着する際には、膝の上でアイロンを掛けるのも良いと思いました。

目印を付けた所を中心に元々のシームテープの貼付部分はほぼその上から今回新たなシームテープを被せて貼りました。

全ての補修場所を丁寧に、二重三重と上からアイロンを掛けて指でしっかりと圧着してしていきます。

最後に水漏れがないか確認する

全ての補修が完了したら、再び水を入れてみて水漏れを確認します。

水が全く漏れていませんでした!

感動の瞬間です(*^^)v

やりながら慣れてきますので誰でもできると感じました。

是非、皆さんもチャレンジしてみて下さい。

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