清流の女王 鮎をユーロニンフィングで狙って釣る in 箱根早川_2023年釣行記vol.10

鮎をユーロニンフで釣る ユーロニンフ

ユーロニンフィングで鮎は釣れるのか?

6月になると全国各河川で鮎釣りシーズンが開幕し、雑誌やテレビでも鮎釣りネタが一気に増加する。

実際に川で釣りをしていても鮎の群れがギラギラと目の前を回遊している姿を目にすると気にせずにはいられないし、どうせならフライでも釣れないものかと考えてしまう。

いや、考えるだけでなく、フライを取っかえ引っかえ群れの中に投げこんでしまうというのが正確なところ。

昨年、箱根早川の地元の名士に鮎のチンチン釣りの手解きを受ける機会に恵まれ、釣れるバケ針、流し方、掛かった後の取り組みから次のキャストまでの手技を教示いただいた。

鮎のチンチン釣りというのはフライでいうところのルースニングであるが、そのマーカーをつけずにガン玉をロッドティップでダイレクトにコントロールして鮎の群れの中を通していく、というのが鮎のユーロニンフィングへの応用イメージ。

結論、バケ針と言われる白のビーズヘッドのミッジ毛針で鮎は狙って釣れる

バケ針をドロッパーでセット。普段のユーロニンフシステムのフライをバケ針にしただけのシステム。

ユーロニンフのラインシステムについてはこちらをご参考下さい。

鮎は群れているためダブルヒットも珍しくない

鮎が釣れるヒットフライは?

鮎の口元を見ていただければ分かるが実際に使用したバケ針はこちら。

鮎がヒットしたバケ針。針はがまかつの秋田狐2号を使用。ビーズヘッドには100均で買ったパールホワイトのピースを使用。

その他、ボディーにピーコックやフラッシャブーを巻いたもの等、いくつかパターンは用意して試してはいるものの、バケ針については地元の名人の釣果と比較すると恥ずかしい限りで、まだまだ研究の余地だらけ。

昨年使用したバケ針もよろしければ以下サイトでご照会しているのでご参考下さい。

アタリは竿先にガタガタと直接伝わるので即時アワセをかますというシンプルなもの。アワセのタイミングについては即時アワセが良いのか、引っ張りの釣りの時のようにテンションを保ちつつ待つのが良いか試行中。

なお、バケ針にヒットする鮎は小ぶりなものが多いので、フライタックルは#1~2クラスが理想だと思います。

こんな外道も釣れる。もちろんヤマメやニジマスも外道で釣れる可能性はある。

鮎釣りならではの楽しみを

鮎は年魚であり、漁協の管理下でもあることからサイズこそ選ぶものの基本的に美味しくいただくことにしている。※ちなみに今回の鮎は小さかったので全リリース。

いつもはキャッチ&リリースで自己満足だけでお土産はないが、鮎のお土産は塩焼きやてんぷら等で家族への還元も出来るのが嬉しい。

鮎のフライフィッシングについてネットで検索してもまだまだ情報が少ない。より多くの人がより多くの手数で試行すればもっと進化できるはず。

是非、皆さんもフライフィッシングで鮎釣りにチャレンジしてみませんか。
より多くの方と情報交換して、もっと釣れるフライパターン(バケ針)の開発につながれば良いなと考えています。
皆さんお薦めのフライパターンがあれば是非ともコメントでお寄せいただければと思います。

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