フライフィッシング/鶏皮毛鉤で鮎を狙う_箱根早川_2024年シーズン終盤釣行記vol.14

箱根早川でヒットした良型のニジマス ユーロニンフ
箱根早川でヒットした良型のニジマス

2024年渓流シーズンもいよいよ最終週

9月末で終了の河川が多い中で遊漁期間を10月中旬としている河川も多い

ホームグランドとしている箱根早川も期間最終日は10/14

鮎釣りも最終日直前ということもあって、いわゆるその格好をした多くの鮎釣り師が長竿を手に川に並んでいた

最終日の目標は先週掛けられなかったデカヤマメを早朝にヒットさせ、昼は撒き餌で寄せた鮎を鶏皮フライで釣りあげ、最後は餌釣りで食用鮎を数沢山キープすること

朝一は先週見つけたデカヤマメポイントへ

現地に着いたのは朝の5:30過ぎ
車は一台もなく、一番乗りかと思い車を降りたら何とバイクマンがいた🏍
既に一級ポイントである放水口に立っている

ヤマメポイントは前田橋
ここはあまり人は来ないので、できれば人気場所である放水口を最初に狙いたかったが仕方ない

川に降りると白く濁っている
温泉地独特の濁りなのか、早川では時々見られる濁り

淵尻についているヤマメをイメージして川を覗き込みながらそぉっとストーキング

濁りに加えて朝一は視界が悪い

お留守のようなので、一旦、場を離れて放水口前へ

前田橋下を上流から望む

狙い目は放水口から下流10m右岸

放水口前に人はいない
左岸側から、流心、対岸のたるみに目を凝らす

いた!

白くなった傷が存在を際立たす

周囲が障害物に覆われていてトレースできる距離が短いためドロッパーのユーロニンフシステムを短めにアレンジ
フライはリードにヘアズイヤ、ドロッパーにピーコック・キング

慎重に流して反応をみる
見向きもしない

三投目によりどこかに行ってしまった
スレている

場を休めるべく他のスポットを探る
そうこうしているうちに同じ個体がまた戻って来た

再度、流す・・・

ヒット!

そして無事にランディングするも撮影の時にそれは起きた
正直なところ痩せ型で体の数か所に傷もあり決して綺麗な個体ではなく、ぐったりしていたこともあり弱っている印象に油断していた

魚を定位置にそえて写真を撮ろうと思いスマホをポケットから出そうとしているといきなり全力疾走!
今までの状態が死にかけたふりをしていたと言わんばかりの変わり様

とっさに捕まえようとしたが全然間に合わなかった

おまけに膝小僧を岩にぶつけて痛い始末(>_<)
写真もない😭

まんまとやられた
ガッカリ!

気持ちを落ち着かせながら他の場所に魚を探すが見当たらない

ボウズの予感がしてわざわざ撮影したオイカワ

気分転換に前田橋下に場所を戻す
日がだいぶ高くなり水中が見えやすくなってはいるが魚は見当たらないので、川から少し距離を置いておにぎりを食べながら魚が回ってくるのを待った

ボウズの予感がしてわざわざ撮影したヨシノボリ

するとフラフラとする魚影を発見!
まあまあデカい

次の巡回を待ってキャストの準備をして待つも出て来ず
結局、その後のチャンスはなかった

夏のCR区間上流域の流れ

再び、放水口前へ
魚を探すとさっきとは別の綺麗な個体が淵尻のかけ上がりで定位しているのを発見!

フライを流すと何とヒット!

やたらと走る
対岸の草むらに入ったので自分も川に入り後を追う
その後は石に巻かれてぶっちぎられジ・エンド(>_<)

二度もチャンスをものにできずに半端ない落胆

ボウズの予感がしてわざわざ撮影したウグイ

半分は惰性で上下に移動をしながら気を紛らわせ釣りをしていると流心の石の下流で定位している白唇をしたニジマスを発見!

今度こそはとキャスト

べた底に貼り付いていてフライが届いていないのか何事もなくフライが流れていくのでガン玉を足して再トレース

ヒット!

バラシ後のヒット時のやりとりはハラハラ感がたまらない

無事にキャッチ
もしかして先週のニジマス?!

やっとキャッチできたニジマス

先週よりも少し傷が増えた印象
斑点がないので区別しずらいがヒレの具合がどうも先週のと同じ感じ
早川のニジマスは働きもの(?)なので珍しいことではない

白い唇と尾びれの欠損が気にはなるものの立派なニジマス

無事に撮影も済ませ体調回復を願ってリリース

リリース前のニジマス

元気に泳いでいった

※実は動画を撮ったつもりが撮れていなかったというオチ(>_<)

後半は鶏皮フライを試すべく鮎の餌釣りポイントへ

これで安心して鮎釣り移行
荷をかたずけて先週と同じ御塔坂上流ポイントへ移動

時間はもう既に14時近い
時間があまりないが今シーズン最後の鮎釣りなので何としてもボウズは回避したく慌てつつも支度をして川へ降りた

釣りの仕掛けと要領は先週の記事の通り
撒き餌をらせんにつけるとこから流し終えるまで慣れてきてだいぶテンポよくこなせるようになった

無事に鮎をキャッチ
鮎は黄色の追星が美しい

箱根早川の鮎

しかし、思いのほか数が伸びない

気分転換に今日の為に準備していた秘密兵器を試してみる

鶏皮フライ!

鮎釣り用に巻いてきた鶏皮フライ

即、ヒットし驚きを抑えながら抜きあげてみると何とウグイ(>_<)

鶏皮フライにヒットしたウグイ

まあそんなもんだろう

先週よりも水温が低くなったことはあるがその影響は分からないが知ようかはそれ以上は伸びず終了
何とか6尾を確保

箱根早川でキャッチした鮎

シーズン終了間際の夕日は感慨深く美しかった

箱根早川の夕暮れ時

鮎釣りは帰ってからのお楽しみもあるから良い

鮎が小さいのでお皿も小さくして最大限の演出

少なくかつ小さい鮎を最大限に演出するために小さな小皿に盛り付け!(^^)!

鮎の塩焼きと発泡酒

シーズン最後の鮎の塩焼きを塩を利かせて美味しくいただいた

大満喫で締めくくることができた今シーズンでした(^^♪

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